当院では患者様のご要望をお聞きした上で最適な入れ歯を作成します。入れ歯には床という部分があり、その部分の材質などによって保険適用のものと保険適用外のものに分かれます。
現在入れ歯を使っている方で、食事がしにくかったり隙間があってがたついたりして困っておられませんか?
入れ歯は使っているうちに骨が少しずつやせてきたりして合わなくなることが多いため、困っておられる方はどうぞご相談くださいね。
床の部分が金属の入れ歯です。薄くて丈夫で、食事の温度も感じやすいのが特徴です。装着時に表から見える部分は金属ではなく歯ぐきに近い色で目立ちませんのでご安心ください。
クラスプというのは入れ歯の金属のバネ部分です。その金属のバネがない入れ歯がノンクラスプデンチャーです。目立たないのが特徴です。金属のバネが目立つのが嫌な方や審美性に優れた入れ歯をご希望の方に選ばれている入れ歯です。
インプラントを埋入してロケーターという留め具で入れ歯を固定します。入れ歯を固定する力が強く、安定しているので、しっかり噛めます。
磁性アタッチメントで入れ歯を固定します。歯根またはインプラントに小型の磁石の留め具を取り付けて入れ歯をしっかり固定します。
初めて入れ歯を装着した時はどうしても違和感があると思いますが、10日くらい経つと次第に慣れてきます。
入れ歯が当たって痛い部分がある、合わない場合も何度か調整していくと解消されますのでご相談ください。
基本的には寝るときに入れ歯を外していただいて大丈夫です。(歯の状態によって装着したまま就寝された方が良い場合もありますので、その際は患者さんにお伝えしています。)
食事の後や寝る前に入れ歯を洗浄して、清潔な状態で保管してください。
歯ぐきがやせてきたり、入れ歯を支えている歯や残っている歯の状態によって、入れ歯が少しずつ合わなくなることがあります。
入れ歯のがたつきなどがないかチェックするため半年に1度は検診に来ていただきたいと考えています。
また、歯のクリーニングなどのメンテナンスは3ヶ月に1度お越しいただくことをお勧めしています。
入れ歯は歯と同じようにプラーク(細菌の塊)がつきます。むし歯や歯周病の原因になるので取り除きましょう。
お使いの入れ歯はぬるぬるしていませんか?そのヌメリはバイオフィルムです。
入れ歯のお手入れは入れ歯専用ブラシと入れ歯洗浄剤で行います。できれば毎日お手入れすることが望ましいです。
義歯ブラシを使用するときは歯磨き剤はつけずに水を使って磨いてください。
大きいブラシは、上あごが当たる部分や、全体を磨くのに適しています。
小さいブラシは毛が硬く、入れ歯を引っ掛ける金属のバネ(クラスプ)部分やデコボコした部分など、細かい所を磨くのに適しています。
入れ歯専用ブラシや入れ歯洗浄剤の使い方などわからないことがございましたら、歯科衛生士までお気軽にお声がけください。